子供(乳児~幼児)への薬の飲ませ方

最近、うちの双子(二卵性)も個性が出てきて、何をするにも一筋縄ではいかなくなってきました。
薬を飲ませるときなども、割と飲んでくれるほうだとは思いますが、調子が悪かったり(当たり前か)、ご機嫌斜めのときは、なんだかんだと工夫が必要です。
で、子供への薬の飲ませ方のコツをまとめてみました。
粉薬がそのまま飲めないお子さんへ飲ませる方法
乳児~幼児の場合、苦い味は当然苦手ですから、それを避けることがコツだったりします。
■その1
薬を少しの水やお湯もしくはミルクで練って、上あごや頬の裏側に塗りつけて下さい。その後お水などを与えて、そのまま流し込みます。
実は、上あごは一番味を感じにくい場所なんです。逆に一番敏感なのは、舌の先なのですが、普通に与えると、どうしてもその部分に触れてしまいます。だから、練ったものを感じない場所に直接塗ってあげることで、回避できるというわけです。
■その2
こってりした味のバニラアイスクリーム、チョコレートアイス、コンデンスミルク、チョコレートクリーム、ケーキシロップ(メープルシロップなど)によく混ぜて食べさせます。
アイスクリームは、冷凍庫から出して15分ほど放置して柔らかくなった状態で薬を混ぜて下さい。ソフトクリーム状にして与えたほうが、飲ませやすいようです。ただしヨーグルト味や果物味など酸味のあるものに混ぜると苦くなる薬(マクロライド系抗生剤など)もあります。
薬の種類によっては、そのままの形で(他のものに混ぜないで)飲ませなければならものや、混ぜて時間がたつと苦みが強くなるものもあるので、主治医か薬剤師さんにご確認下さい。また、インフルエンザの時に処方されるタミフルという薬は、バニラアイスに混ぜるとかえって飲みにくくなるようです。ご注意下さい。
これは薬剤師さんに薬をもらうときにもいろいろ教えてもらえますね。薬によって違うので、その都度確認するとよいですね。
また、つぶしたバナナに混ぜたり、裏技的なところでは、少量の水で凍らせるという方法もあります。
*下痢の時は、乳製品、単シロップ、糖分の多い物は避けてください。
*乳製品と混ぜると効果が低下する物や、オレンジュース等で苦みが増す物もあります。(下記参照)
●お薬の特徴
■乳製品に混ぜてはいけない薬 ⇒ ミノマイシン
■オレンジジュース、スポーツドリンク、ヨーグルトで苦み味がでる薬
⇒ クラリスドライシロップ・フロモックス・リカマイシンドライシロップ・エリスロシンドライシロップ
■甘い薬 ⇒ アスベリン・メプチン・テオドール・ロペミン・セフゾン・ホスミシン・ケフラール
■甘い後、苦くなる薬 ⇒ ザジテン・リカマイシン・フロモックス・サワシリン
■苦い薬 ⇒ リン酸コデイン・スルピリン
パパママ頑張れー!

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