蒙古斑とは:双子の発育日誌24日目

蒙古斑とは?
蒙古斑は生後1週から1ヶ月ころまでに、青いシミがお尻や背中の下部にみられるもので、胎生期の真皮メラノサイトの残存と考えられています。
日本人にはほぼ100パーセントにみられ誰でも知っている「あざ」のひとつですが、ほとんどが5~6歳までに自然に消失し、治療の必要はありません。
その名の通り、モンゴロイド系の黄色人種に顕著な現象ですが、ハンガリー人も蒙古斑があるそうです。祖先を辿ると、やはりモンゴルが入っているとのこと。
ところがまれに通常の部位以外(臀部~腰部)にも蒙古斑がみられることがあり、これを異所性蒙古斑といいます。
これもその大半は学童期までに消失することが多く、蒙古斑同様治療の必要はありませんが、なかには青いシミが学童期になっても残る場合があります。
しかし、これもまたその大半は成人までに消えることが多く、放置しておいても結構ですが、衣服に隠れない露出部などは患者の精神的苦痛を緩和するために治療の対象になることもあります。
特に女性にとっては深刻な問題になり得ますので、お子さんが思春期になったら、気遣ってあげることも必要と思います。
●治療について(形成外科)
今日、異所性蒙古斑の治療はQスイッチレーザー照射を行います。
現在臨床にはQスイッチルビーレーザー、ヤグレーザー、アレキサンドライトレーザーなどが用いられ、レーザーの種類により多少の経過の違いが見られます。
いずれのレーザー治療にしろ治療中は痛みを伴うため、幼少時の治療には全身麻酔を要し、そのため入院が必要です。
治療はおおむねうまくいきますが、場合により軽い色素沈着を残したり色素脱出をきたすこともあります。
なかなか消えない青いシミのなかにはまれに異所性蒙古斑ではなく青色母斑のこともあります。
青色母斑のなかでも細胞増殖型と呼ばれるものは幼少時異所性蒙古斑と区別がつかないこともあり、治療法も異なるため、通常の部位以外にみられた青いシミは時々専門医の診察を受けることも必要でしょう。
MAL:
MALには、蒙古斑が見当たりません。顔はどう見てもモンゴロイドですけど。(笑)
今日もよく体を動かして、感情を一生懸命表現しているね。
鼻の通りがスムーズでなくって、ミルクを飲むのが苦しそう。
1ヶ月検診の時に、相談してみるね。
しかしまぁ、大きくなったから、ベビーバスでは無理があるかも。バタバタすると、バスのへりに手がコチコチ当たるもんね。
LEO:
LEOには大きな蒙古斑が3つもあります。(3歳の現在も消えてません。)鯉の模様みたいです。
今日も快調にいいウンチがバシバシ出ました。100ccも余裕で飲めるようになって、もっと欲しいみたいだけど、やはり胃のキャパはそんなに大きくないから、まだあげられない。ごめんねー。

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