赤ちゃんの腹痛

赤ちゃんって、どこが痛いとは言ってくれませんので、なかなか患部がわからず焦りますね。少ししゃべれるようになると「おなかイタイ」と言えますが、本当に小さいときはどう見ればいいのか、まとめてみました。
●こんなときは腹痛の可能性が。。。
・足をおなかに引き付けて泣く。
・「く」の字になって泣く。
・おなかをさわると激しく泣く。
原因として多いのは、便秘、乳児疝痛(3ヵ月疝痛*)、ウィルス性胃腸炎などです。
●小児科に行くべきサイン
・顔色が青ざめ、ぐったりとしている。
・発熱、下痢、嘔吐もある。
・足の付け根が膨らんでいて、手で押しても引っ込まないような場合、腸閉塞の疑いも。
腹痛のほかには上記のような目立った症状がなく、食欲もあり、いつもと変わらない様子なら、心配はありません。
*詳細は不明の病気です。生後3ヵ月頃までの乳児が夕方、急に火のついたように激しく泣きだします。このとき四肢はまげて腹部のほうにひきつけていることが多く、おそらく腸管に起因する発作性腹痛があるものと想像され、乳児疝痛といわれています。顔面は通常紅潮しているが、足は冷たいことが多く、発作はときに数時間も持続します。しばしば排便、排ガスがあると症状が軽快します。普通、生後3ヵ月をすぎると自然に消退します。

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