ヘルパンギーナ:子どもの夏かぜへの対応(双子関係なしです)

子どもの夏風邪について、ちょっと怖い記事を読みましたので緊急レポートです!
地球の温暖化で夏かぜが増えているそうです。これはウィルスによる風邪で、種類も多く、一度かかっても、別のウィルスに感染すれば二度目、三度目とかぜを引くことになります。
子どもの流行性・感染性の病気に大人がかかると症状が重くなることが多いですので、気をつけましょう。
■ヘルパンギーナとは
代表的な夏風邪で、気温が上がる初夏から流行する季節性の強い病気です。
コクサッキーA群ウィルスが原因で、のどちんこの周りにポコっとした水疱が数個~十数個でき、赤く腫れます。
急に発熱し、39度前後の高熱が2~3日ほど続きます。
水疱がつぶれた跡は、口内炎になってきますので、痛がります。
おしゃべりできる子なら「痛い!」というのでわかりますが、小さな子はそれが出来ないので、拒食の症状となります。
甘いものや、冷たいものは刺激が少ないので、比較的受け入れてくれます。栄養のある飲み物などで様子を見ながら、口内炎の治まるのを待ちましょう。
口内炎も、普通一週間ほどで治りますが、夏ですので水分補給に気をつけながら、それでも様子がおかしいときは、早めにお医者様へ!
ちなみに、大人にも感染します。唾液や咳からの飛沫感染、便からもウィルスは排出されますので、お尻を拭いてあげた手などは、よく洗って下さい。
潜伏期間は3~5日ですので、子どもが治ったと思ったら親がかかっちゃったということになりませんように。
双子の育児は、とにかく親が健康でなくてはね!(自戒を込めて・・・)
■手足口病
これも、6ヶ月くらいからの乳幼児が多くかかる夏かぜの一種ですね。
原因ウィルスは、コクサッキーウィルス、エンテロウィルスで、急性の熱性発疹です。これも大人に感染し、何度でもかかるので注意!感染経路もほぼ同じです。
特徴は、その名の通り、手足の末端にざばーっと均一的に発疹が出るところ。口の中にもできます。
熱がやはり2日前後続きます。特効薬的なものはありませんので、診ていただいたお医者様の処方に任せましょう。
口の中にできたものが痛い場合、これも食欲不振になりがちですので、脱水症状には気をつけてあげましょう。
以上、子どもの夏かぜの情報でした。

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