赤ちゃんの便の色

赤ちゃんって、大人ではありえない色のうんちをしますので、親としてはビックリすること多いですよねー。
特に双子の場合、比較対照物がすぐ横に!いますので、ついつい比べてしまい、「この子ちょっと変!」と慌ててしまいがちです。でも、案外大丈夫なことが多いですから、ちょっと読んでみてください。
●緑の便:
緑のうんちは、通常便に含まれている胆汁由来の色素ビリルビンが酸化されて、「ビリベルジン」という緑色の色素になることによるもので、心配するような体の異常ではありません。
昔は、栄養失調の子供が多く、緑の便が脚気の子供に多く見られたため、異常だとする風潮がありましたが、現在は普通に子育てしている環境では、問題ないと言えます。
●白い便:
便が「いつもより白い」だけなら、特に問題はありません。
しかし、下痢や嘔吐がある場合は、ロタウィルスや、似た類のウィルス感染による「感染性胃腸炎」の可能性がありますので、この場合は医師にみせましょう。
●白いツブツブの便:
軟便のなかに、米粒大の小さな白いツブツブが混じっていて「何だこれ?」と思うことがあります。
これはたいていの場合、「顆粒便」と呼ばれているものです。その正体は、便の中に含まれている脂肪が、消化液のアルカリと出会って作られた「石鹸!」なのです。
心配するものではありませんが、集めて手を洗わないようにしてください。(するかっ!)
●赤い便?:
血便は見てすぐに分かると思いますが、そうでなく、便をしたままのオムツを室温でしばらく放置すると、オムツが赤くなることが稀にあります。
これは「赤いオムツ症候群」と呼ばれている珍現象ですが、体の異常ではないようです。
ポイントとしては、便の色に気を取られるのではなく、そのときの赤ちゃんの「状態」そのものを見て、冷静に判断することですね。

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