双子出産時のパパの立会いについて

もう4年以上前かと思うと、ホントあっという間ですけども、うちの双子の出産時、「立会いをお願いします!」ということで、パパはパパなりに、気合いを入れておりました。
・・・そりゃ、いろいろ聞いてはおりましたよ。
奥さんは、出産の時には「この世のものとは思えない形相になる」とか、「つかまれていた腕に爪が食い込んで血まみれになった。」とかね。うちの場合にはそれが×2ですから。
だから、何が起きてもダウンしないように、ちょっと深呼吸してソワソワを落ち着かせようとしながら、分娩室の前の廊下におりました。
そして、そのときはやって来た!
先生が部屋に入ったので、出産が間近であるとわかり、気合いを入れなおす。「もうすぐ看護婦さんが呼びに来るはずだ。」
・・・30分経過
ちょっと難産なのかな?
あれれ、でもそれを助けるというか、そのときそばに付いている役目じゃなかったっけオイラ。
ひとりは逆子だっていうし、大変に違いない!
だ、大丈夫なのか???
・・・そしてさらに20分が過ぎた。
そのとき、オギャ~オギャ~・・・・という張り裂けんばかりの泣き声が!
「生まれた?」
そう、長男が生まれたのです。
看護婦さんが抱き上げて分娩室から出てきた!
「おめでとうございます!元気なご長男ですよ。」
「あ、ありがとうございます。おおお、はじめましてボクちゃん!」
「じゃぁ、もうひとりいますから、また待っててくださいね。」
「はい!」
・・・あれ?つい、「はい!」って言っっちゃったけど立会いはどうなったの?
早朝の病院、ほとんどのスタッフは分娩室におり、わたしの疑問に応えてくれる人影は、どこにも見当たらなかった。。。
そして30分が経過、
再び分娩室の扉が開いた。先生だ。
「あ、先生ありがとうございます!」
「・・・・・・」
先生は全身にピリピリ感を漂わせて、完全にわたしを無視してスタスタと自分の部屋に戻っていった。
「?????」
そしてその直後次男を抱えた看護婦さんが出てきた。
「はいはい、もうひとりねー。おめでとうございます。」
「あ、どうも。。。あの、立会いは、、、」
「・・・・・・」
彼女の顔に、複雑な表情が見えたので、わたしは追及するのを断念した。そう、こうして結局わたしの双子出産立会いは、どこかへ行ってしまったのです。(笑)
何だったんでしょうねー。
双子で、出産が大変で、先生がテンパっちゃったのかなぁ。
(そんなこと言ったら失礼かもしれないけど)
実は後から聞いたんですが、看護婦さんは「先生、旦那さん呼びましょうか?」と聞いてくれてたらしいんです。
でも、そのたびに先生は「まだだ!」と言ってたらしい。
やっぱ、かなり集中が必要な出産だったみたいですね。
ということにしておきましょう。(笑)
よろしければ、あなたの立会い話もお聞かせ下さいな。

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