食中毒に注意!消費期限と賞味期限の違いをチェック。

先日も、O157の感染でお子さんの犠牲者が出てしまいましたね。防ぎようがない場合もありますが、夏は痛みやすいものとそうでないものをよく知っておけば、かなりの部分は回避できるはずです。
消費期限と賞味期限の違いをまとめてみました。
消費期限とは
傷みやすい食品に表示。未開封の状態で、表示されている温度や方法で保存した場合、腐敗や劣化せずに安全と認められる期限を示します。
製造・加工日を含めて、おおむね5日以内に傷む食材が中心となります。
傷みが気になる食材といえば、豆腐と牛乳だと思いますが、実は長持ちするものもあるんです。
普通の豆腐や、低温殺菌の牛乳などは「消費期限」表示になっていますので、それを目安に出来ますが、充てん式のパック豆腐や、高温殺菌の牛乳などは、日持ちしますので「賞味期限」表示であることが多いです。
長持ちするのはいいんですが、余計わかんないですよね。
賞味期限とは
傷みにくい食品に表示。未開封の状態で、表示されている温度や方法で保存した場合、品質の保存が十分に可能だと認められる期限を示します。(美味しく食べられる期間)
傷みにくい食品ですので、賞味期限を過ぎてもあまり劣化は感じないです。「10日以上たっても全然おいしんですけど、賞味期限って一体・・・」ってよく思いますよね。
じゃあ、賞味期限食品の消費期限はいつなんだ?
そういう疑問もわいてきます。
ちなみに、卵の賞味期限は、「生」で食べられる期間のこと。
でも、ひびの入ってるものや、常温で保存してしまったものなどは、サルモネラ菌の危険がありますので、生食は×です。
でも、加熱調理用なら、結構長持ちしますよね。
さて、気になる「賞味期限の消費期限」ですが、各家庭での保存状態がどんなものかわからないため、メーカー側ではなんとも答えられないというのが実情です。
つまり、ここから先は自己責任。経験がものをいう世界ですね。お母さんに電話したりして、ベテランの意見を求めましょう。
ただ、双子パパなんかは昔、中が生のメンチカツ(母が、表面だけ揚げて置いておいたもの)をパクパク食べても平気でしたし、うちの弟なんかは、牛乳が大好きで、ドロドロに腐ったのを飲んでもケロっとしていました。(ヨーグルトと思ってたらしい。)
激性の菌には気をつけないといけませんが、子ども達にはこういうたくましさというか、抵抗力をつけてもらいたいものです。過保護は、やはり人間を弱くします。
おまけ:調味料の保存期間
調味料は比較的長持ちしますよね。冷蔵しておけば数ヶ月持つものがほとんどですが、案外持たないのねというものを挙げておきましょう。
それはしょうゆ関係。小分けして使うでしょ?あれは、継ぎ足し続けると、雑菌が繁殖しやすくなります。こまめに洗いましょう。また、出汁の入ったそうめんつゆなどもかびやすいので注意。早めに消費しましょうね。
一般的に、塩や砂糖などの濃度の高いものはわりと長持ちしますが、他のものが混じっている調味料は、1ヵ月くらいを目安にチェックしたほうが良さそうです。

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