世界一有名な双子の写真とタバコについて

世界的な禁煙ムードの中、愛煙家の方もまだまだ多いと思いますが、やはりタバコは良くない。
誰に良くないって、吸ってる本人さんはどうでもいいんです。自分のことですから。個人の嗜好に文句を言うつもりは全くありません。
でも、結局まわりにいる家族にとっては大迷惑なんですよね。
今日は、双子パパの友達、禁煙プログラムを作った楠君に、有名な双子の写真があると教えてもらったので、ご紹介します。

(※楠君のサイト)
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●喫煙と美容(愛煙家のママに~美しいあなたの容姿を守るために!)
タバコの一酸化炭素やニコチンが皮膚の血流障害を起こしてしみ・しわを増やします。また、ビタミンCを破壊し、老化が10年以上進みます。
この有名な写真は22歳の双子が40歳まで喫煙した場合(左)と喫煙しなかった場合(右)にどんな顔貌になるかを特殊メイクでシミュレーションしたものです。(英BBC制作)
女性にとって皮膚のたるみや、染み、シワは、美容上最も気になる事柄なのですが、タバコの煙に含まれるニコチンは、皮膚に栄養を供給する毛細血管を収縮させるので、肌の乾燥が進んで、皮膚に細かいシワが出来やすくなり、その結果必然的に、肌や髪、眼などの老化を早めてしまうそうです。
また、ニコチンはビタミンCを壊す(ビタミンCはメラニン色素の代謝に関係しています)ので、肌の色が悪くなったり、シミなども出来やすく(しかも消えにくく)なるそうです。
さらに、喫煙によって体内に生じる大量の活性酸素が、皮膚の張りを保つコラーゲン線維の合成を阻害してしまうと、皮膚に張りのない、シワの多い、喫煙者に独特の風貌になってしまうそうです。
このような喫煙者独特の風貌は「スモーカーズフェイス(喫煙者顔貌)」と呼ばれます。
白髪頭やはげ頭になる人も喫煙者に多くなります。
*喫煙は歯や口臭にも影響を与えます。
タバコの煙は、歯を直接黒くしますし、活性酸素の働きによって歯肉も黒ずみをおこし、喫煙による歯肉の血行不良と免疫力低下のよって歯周病になりやすくなるそうです。
歯茎からの膿の臭いや、肺から出るタンの臭いなど、呼吸器に染み付いてしまったタバコの煙成分の臭いは歯を磨いても消えません。
ヘビースモーカーの臭い息、嗅いだことありませんか?耐えられませんね。
●タバコとダイエット
「痩せたい」という理由から喫煙する女性も少なくないようです。
確かに、禁煙した途端、食事が美味しくなって太っちゃったという話はよく聞きます。それで慌ててまた吸い始める・・・
しかし、喫煙する事によって、一見痩せたように見えるとき、これは実は健康状態が崩れて「やつれている」ためで、一時的に体重は落ちても、脂質異常が起こり、内臓肥満のリスクが増加する原因になるそうです。
また、「タバコをやめると便秘になって太る」という心配から禁煙に踏み切れない女性もいるようですが、禁煙で一時的に体重が増加しても、身体からニコチンやタールなどの有害成分が抜ける事で、身体の代謝がよくなり、喫煙中よりも効果的なダイエット効果が期待できるのです。
便秘についても、ニコチンが身体から抜ける数日の期間を過ぎれば正常に戻りますので、せっかくの機会ですから、その間に様々な便秘解消法を試してみるのも良いと思います。


●不妊のの原因となります。
喫煙は男女ともに不妊の原因となり、体外受精の成功率も低くなります。
単純に考えて、喫煙は体温を下げ、体の機能を低下させる行為。それで「子どもができない!」というのは当たり前にも思えます。
また喫煙する妊婦から生まれた女児が不妊になりやすいという報告もあります。
さらに本人が喫煙しなくても、受動喫煙にさらされている女性の卵子の染色体異常は2.5倍に増え、不妊の原因となります。
●乳幼児突然死の原因となります。
乳幼児突然死症候群の6割以上が、妊婦自身の喫煙や、妊婦や赤ちゃんの周囲の喫煙と関係があります。
妊婦自身や赤ちゃんをタバコの煙に晒さないことが乳幼児突然死の最大の予防になります。
(出典:Peter S Blair:Smoking and the sudden infant death syndrome: results from 1993-5 case-control study for confidential inquiry into stillbirths and deaths in infancy. Brit Med J 1996;313:195-198 (27 July))
●先天異常をおこす原因となります。
先天性心疾患や口蓋裂、無脳症などの先天異常は妊婦の喫煙と関係があります。
●知能低下の原因となります。
タバコに含まれる一酸化炭素やニコチン、発癌物質などの有毒物質が胎盤を通して赤ちゃんに蓄積して、突然死や知能低下、先天異常を起こします。
例えば、鉛は幼弱な赤ちゃんの脳に蓄積して知能低下を起こすことが知られています。
妊婦や赤ちゃんの周りでの喫煙も同じように危険です。
喫煙しない妊婦と比べると知能指数は6以上低くなります(知能指数が低くなるほか、言語機能の低下、他動児・行動障害が増加することがわかっています)
(出典:喫煙と健康-喫煙と健康問題に関する報告書 第2版,厚生省編,保健同人社,p130-132)
●屋外で吸っても家族に害が及びます。
屋外だけで喫煙しても、吐く息に含まれるタバコ由来の有害物質によって、周りの人が健康被害を受けることが指摘されています。
つまり、ベランダで吸ってても、戻ってきて息したら意味なしということです。(笑)
たしか人間が一度深呼吸すると、肺の6分の1の空気が入れ替わると聞いたことがあります。ということは、ベランダから戻る前に、少なくとも7回は深呼吸していただかないと。
ということは、、、換気扇や空気清浄機もタバコの害をなくす効果はなしに等しい。ということですですね。
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参考サイト:
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