乳幼児が、食べられないものを飲み込んでしまったときは、どんな処置が必要なのか、まとめてみました。
●何を飲み込んだかすぐ確認(冷静に、量の把握をしましょう)
■飲み込むと危険なもの⇒量の多少にかかわらず、すぐに病院へ。
・農薬、トイレ用洗剤、漂白剤、排水パイプ用洗剤、ナフタリンなどの化学薬品
・灯油、ガソリン、ベンジン、接着剤、マニキュアの除光液等の物質
・タバコ、ボタン電池など
■量が少なければ心配ないもの⇒量が多いとき、様子がおかしいときは病院へ。
・クレヨン、鉛筆、インク、のり、消しゴムなどの文具系
・マッチ、シリカゲル(乾燥剤)、蚊取り線香、電子蚊取りマットなどの生活用品
・口紅、ベビーローション、入浴剤などの薬品系
ものによっては、小児科では手に余る場合もありますので、こうした処置に慣れている、救急系や総合病院に連れて行ったほうがよいかも知れません。もちろん、急を要すると判断した場合は、救急車を呼んでください。
病院では、お子さんの年齢、飲んだもの、量、飲んでからの時間、症状を話してください。
●応急処置方法
■水を飲ませて、吐かせたほうがよいもの
台所用洗剤、洗濯用洗剤、石鹸、シャンプー、リンス、クレンザー、アルコール、タバコ、化粧水、整髪料、香水、ナフタリン、ショウノウなど。
■牛乳を飲ませて吐かせたほうがよいもの
トイレ用洗剤、漂白剤、タイル用洗剤、脱臭剤、排水パイプ用洗剤など
■何も飲ませない、吐かせないほうがよいもの
灯油、ガソリン、ベンジン、シンナー、殺虫剤、接着剤、マニキュアの除光液など
●中毒110番(有料ですが、商品の毒性や応急処置法を相談できます。)
大阪:0990-50-2499 つくば:0990-52-9899
コメントを残す